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チルダ~日記
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宣言どおり、昨晩も更新できました。ああ良かったと一安心です。
さて、お話もいよいよ大詰め。クライマックスまで一直線。ここからはアニメで不完全燃焼だった戦闘シーンなので、書く手にも力が入ります。いえ、やってることはタイピングなんですが。

何だかんだと一年もかけて書き上げたお話なので、なにやら感慨深いです。本当に、シンクと言うキャラクターは大好きなんですが、どうにも書きにくい奴でして……。どんどん非・生産的な方向に走っていこうとするので舵を取るのが難しかった。胸の内は明かさない(つーか明かしたら一発でキャラ崩壊する)し、ひねくれてるしで、もう何度無理矢理くっつけたろかー!!とぷっつんしかけた事か……。
激怒してるのに冷たくて、何だか全部諦めてる奴。
こんなイメージです。うちのは。本当に、達観してる奴に根性注入するのが、ここまで大変だとは思いませんでした。ヒロインもぶん殴って目を覚まさせてやるタイプじゃ無かったので余計に。

生まれが複雑。毒舌。ひねくれもの。のっぴきならない関係の兄弟持ちな美少年。
なーんてキャラ設定の人が、あちらこちらのゲームにいる気がしますが(某・風使いの少年とか/笑)(彼も大好きでした)シンクの特徴は、なんと言っても近距離・格闘型の戦闘スタイルなんじゃないかと思う次第です。取りあえず特攻。攻撃。離脱。ヒット&アウェイですね。冷静な顔して、戦闘になると血わき肉踊る。コマンダーにもなれるけど、プレイヤーのが性に合ってる。ぶっちゃけ思考は体育会系。勝負は拳でつけようぜ!こんな感じで。はい。
たぶん、ややこしいしがらみとか取っ払ったら、一番直情傾向にあるんじゃないかと思ってます。考えるよりまず行動。カンと機転で世の中渡っていけそう。抜けてたりお人よし過ぎる兄弟(緑っこ)達を、それこそウゼーと思いながら面倒みて。でも一番根っこの精神的な部分では兄弟達に支えられていると良いと思います。だってひねくれものだからさー(自分の気持ちに気づかない、とか何とか/笑)

さて、ゆっくり改稿しながら更新しようと思っていたのですが、話の流れ的にいっきに進んだ方が良いと判断しました。
つーわけで、表題の通り、今晩も更新します。お時間がありましたらお付き合いください。
ではまたのちほど。
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本当は予定の無かったシンクの独白。しかしやはりいるだろうと思い、加筆しました。あまり心情面が明確に出てこなかった彼でしたが、少しは理解してもらえたでしょうか?(ドキドキ
何だか偽者みたいですが(笑)
うちではこんなシンクになりました。妙に素直に心の内を明かしてくれたのは、テイルズのお約束です。最終決戦前はみんな素直になるんですよ。ファンタジアでいつもケンカばかりの弓使いと魔女っこさんがラブラブしてたのと同じ要領です。そんな感じでお願いします。

以下、お返事です。

>4月23日 彩都さま
おお、イミル爺さんに萌えていただきましたか!(笑
研究者のくせに、涙もろくて情にもろい。カーッとなったら途端に論理が破綻。若かりし頃、研究者としてよりも、その見事な逃げ足で名を馳せたフィールドワーク探求者。それがイミル爺さんです(笑
オリキャラのくせに、どんどん設定が立ってきて。原作キャラ達よりでばっているんじゃないでしょうか?書くのはとても楽しかったので、気に入っていただけて嬉しいです^^
幸せになれるかは……ゲホンゲホン。これはもう完結までお待ちくださいとしか言いようがなくて(汗
幸せの形って人によって様々だと思います。どの結末を幸せと感じるか。それは見る人にもよって違ってくるので……難しいところですね。うーむ。
これでもかとねちっこいアビス連載ですが、最終話を読んだ後は「よし、がんばるか!」と思えるような結末にしたいと思っています。良かったらその時の感想を聞かせてくださいv

他、誤字の指摘などありがとうございました!


おまけにちょっとしたお話。

第2話でタルタロスから主人公を逃がした後。
捕らえてあった女をどうしましたと問うディストに、シンクは眉一つ動かさず即答した。

「ああ、殺したよ」
「な、なんですとー!!」
「あんたの目、節穴なんじゃない?あの女、譜術使いだったよ」
「なんと!私の発明品にけちをつけるつもりですか!?この音素測定器にもほらこの通り……」
「壊れてるんじゃないの?あんたの頭みたいにさ」
「ムキー!!」

主人公拉致ってきたディストと殺したことにして身柄を確保しようとしてるシンクの会話、みたいな(笑

うまくいけば、今晩も更新できそうです。
ではまた。
せっかくのGWだったのに、1話も更新できず残念でした。
どうにもこの季節は体調を崩しがちです。熱かったり寒かったり、気候の変化に弱いのでしょうか。

ゆっくり休んで少し体調も回復したので、今晩か明日あたりに更新します。
メルフォのお返事もその時に。

ではまた、のちほど。

気を失ったミワを抱きかかえながら、シンクは言い知れぬ感情に襲われていた。
何に対してだか分からない。また、認められなかった。絶望。怒り。そして、『君(ボク)だ』言われたときの衝撃。喜び?――それらの全てが胸に混沌と渦巻いて、収まりがつかなかった。
ギリギリと。
肉に食い込むほどに、拳をにぎりしめる。荒れ狂う感情が爆発しそうだ。
息を詰めて見下ろした先に、眠る彼女の顔を見る。――
激しい感情を何とか沈め、息をついた。
眠る彼女を寝台に戻して、ひとまず、天幕を後にした。向かった先は、あの研究者のいる天幕だ。

「解析は、済んだ?」

垂れ幕をめくり上げると、男はあいも変わらず演算装置に釘付けになっていた。振り返りもしない男の後ろに置かれた資料に目を通し、シンクは苦虫を噛み潰す。

「これ、データの改ざんとかしてないよね」

そんな暇な事はしません、と返した男も、相当いらだっているようだった。それもそのはず。解析は命じたが、彼女への接触は禁じたのだ。そんな状況で、まともなデータなんて揃えられる物ですか!と男は頭をかきむしる。

「当初の推測通りです。私の理論に間違いはありませんでした。彼女の体を構築する音素情報は、明らかに異常値を示しています。こんな生物、存在する事がまず有り得ませんね」

男の再三にわたる要請を受けて、シンクが計測してきた彼女の固体データを元に男はそう結論づけた。
人間の体を作る音素は、個体差はあるが、ある一定の音律の組み合わせによって成り立っている。それは、シンク達レプリカも例外ではない。元々、オリジナルを模倣して作られた彼らである。いくら人<オリジナル>に比べ能力等が劣化していたとしても、大本の構成に大きな差異は存在しない。

「あの実験体……失礼。女性の音素は、めちゃくちゃもいい所ですよ。そこら辺りに漂っている音素を適当に集めて、高密度で凝縮したような、そんな法則性の欠片も無いでたらめな構成をしています。動植物とでさえも合致しない。ローレライのような音素の集合体であると言われた方が、まだ納得いきますね」

しかしローレライ達が純粋な音素の構築物であるのとは反対に、彼女は色々なものが『混ざって』いて。その上、栓を抜いた風船のように、急激に『薄まっている』らしい。だから、その可能性は無いだろうと。

「現段階での結論は『存在自体が異常である』ですね。もっと詳しい実験を許していただけるなら、より詳細なデータを出すことも可能ですが?」

不穏な色をその目に乗せて言う男に、シンクは鋭い口調で叱責した。

「殺すよ?」

はいはいと肩をすくめる男を残して、天幕を出た。次は――。

ふてぶてしく居直る男を、シンクは冷めた目で観察した。
髭もじゃの顔に、たっぷりとした上着。一見、人の良い裕福な男に見えるが、それを裏切って眼光がするどい。よくよく見ると非常に均整の取れた、引き締まった体をしていた。ただの商人には見えない。

「そう身構えなくてもいいよ。ただ、話を聞きたいだけだから」

言っても、ちらとも動じた姿を見せない。ここはシンク達が用意した天幕の内のひとつだ。町から連行された男は、縛られ、地面に座らされている。周りは武装した教団員が固めていた。
多勢に無勢だ。これだけ圧倒的な力の差を見せ付ければ、普通は何らかの反応があるはずだが。

「……」

むっつり黙ったまま、こちらを睨みつけて来るだけだった。

「正直に答えてくれたら何もしないよ。無傷で帰してあげるさ。もちろん、君の仲間達もね」
「――何が聞きたい」
「君達の商隊の目的は?」
「……おかしなことを聞く。俺たちは商人だぞ。特に俺の所は、特定のルートは持たない。途中で積荷を補充しながら、次の町へ向かう。当面の目的地としては――ケセドニアだな」



みたいな話を予定してたのですが、隊長さんを書くのが楽しすぎて、家族構成まで考えるに至って冷静になり、止めました。
研究者の男がちょっとジェイドっぽい物言いになったのは、ひとえに管理人の力量不足です……。

vsシンク、リグレット戦。および最終話を見ました。

物 足 り な い !

個々の人物の掘り下げが足りなさ過ぎる。
全26話という尺の都合で仕方が無いのでしょうが、残念です。せっかく魅力的なキャラクターがそろっているのに、もったいない。まあ、主要人物達すら、かけ足での演出だったのでしかたがないのか……。

と言う訳で、当サイトの連載はがっつり行きます。
最終戦闘はゲーム沿いで。不完全燃焼で終わった分、むしろ書く意欲が増しました。うおお、やるぞ!


以下、お返事です。

>3月8日 「シンク夢よかった~」の方。
粘着質なのは当サイトの仕様です。
当初は引かれるかも……と心配していたのですが、気に入っていただけたようで一安心ですw
更新がんばります!

>3月19日 「チルダさんところの~」の方。
ふおおおお!マジですか!?うちのリョーマに惚れましたか!?
あ、ありがとございぁーっす!そんなこと言っていただいたのは初めてです。
人気作品&キャラだけに偽者にならないよう非常に気を使ったので、安心しました。

>3月25日 「学校20題~」の方。
ヒロインですか!?おお、ヒロインにコメント頂けるとは!
恐縮です。無駄に男前な口調ですが、極度のマイペース人間なんで、見捨てず見守ってやってください。
立海万歳!更新がんばります!

>3月26日 「ソラ駆ける虹が~」の方。
ありがとうございます!じれったさが売りの当サイト仕様ですが、気に入っていただけて嬉しいです。
本当にもうさっさとくっつけ!と無理矢理くっつけてやろうかと画策したこともありましたが、じれったい関係がお好きと聞いて目が覚めました。無理矢理はいかんよな、うん。
応援ありがとうございます!!
絶賛応援中!
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